皆さんこんにちは。よんです。
先日、弊社で社員研修を行いました。
弊社では、この1年ほど巷で話題になっている働き方改革に取り組んでいます。働き方改革とは「働き方」をより良くすること、すなわち、「働きやすい会社づくり」と「いかに効率よく作業し生産性を上げるか」を目指す取り組みです。
前者については有給休暇の取得推進などで成果が見え出したところですが、後者については社内全体の意識改革が必要となります。そこで、働き方改革を進める上で一番の障壁であろう「社内のムダ」をテーマに全社員で考えることで問題意識を共有し、さらなる改革を進めたい…という主旨のもと、研修を行いました。
さて、今回のセミナーは全3回からなる第1回目、
「ムダを発見するための業務とデータの流れを見える化」と題されたセミナーです。
講師の方は、有限会社ユニペックの前田様。
「課題解決の場を提供」というキャッチのもと、様々な企業の相談や問題解決を手がけてこられており、何より過去に印刷会社の営業だったという経緯からセミナーの講師をしていただきました。
今回は部署ごとにグループを作り、各部署の問題を洗い出していくというテーマで、問題解決のために何をしなければいけないのか、その問題はどのように見つけるのかという内容を理路整然と、過去の事例も交えながら分かりやすく説明いただきました。
前半は授業のような感じですが、後半はワークショップです。
部署のグループごとに、なんでもよいのでとにかく問題点や疑問点をできるだけ洗い出し、その問題のリスクと解決の難度を図に表すというワークショップです。これがなかなか面白くて各グループ白熱して盛り上がっていました。
セミナーとはいえ、自分たちが関わっている仕事に関するものですから、自然と意見が出てきているようでした。また、そこで出た意見は、まぎれもなく弊社の社員が感じている問題点なので全員が考えさせられたのではないでしょうか。
また、ここで大事なのは「全員の意見」を聞くこと、というのも印象的です。社員の中には積極的に意見を言う人もいれば、思っていてもなかなか口に出して言えない人もいるという配慮からです。
4時間近い長丁場でしたが、とても有意義な時間だったと思います。
あと2回セミナーは続きますので、次回以降もよりよいセミナーになるようにしていきたいと思います。ちゃっかり宿題も出ているので忘れないようにしましょう。
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