こんにちは、しましまです。
台風が接近した日の宮島の風景を紹介します。
この数年は台風が宮島に直撃することはなく一時的に船が止まるくらいです。
海沿いの店や家はガラスが割れないようにべニア板で補強をしたり、土嚢を積んだりして防潮対策をしています。
平成3年の台風19号は高潮と重なり厳島神社は被害を受けましたが、海沿いの店や家の中に海水が入り大変でした。
防潮堤はありましたが、海岸の降り口は昔ながらの雁木でした台風時に土嚢を積んでいたよう記憶があります。
それ以降、海岸沿いは整備され台風や高潮の時には海岸の降り口は防潮扉で閉鎖されるようになりました。
石鳥居前に設置されている陸閘という可動式の防潮扉がせり上がり、海水を堰き止めるように対策がとられるようになりました。
台風の接近時は通行止めですが、山側に階段があり、そこから往来できます。
厳島神社の建物は所々に木材で補強されています。
楽房にロープで固定されている板は楽房の床板です。
台風被害の受けやすい能舞台は老松が描かれた板壁も外れています。
朝座屋(昭和42年までは社務所)はべニア板で補強されていました。
9月30日も台風接近中でしたが、直撃する恐れがないからか神社の建物外に木材で補強しているだけでした。
船は11時~20時まで欠航していました。台風被害はありませんでした。
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