こんにちはhisaです。
暑い日が続いています。水分補給等をして熱中症等には十分気を付けましょうね。
さて、先日、世界名作劇場展を鑑賞してきました。
昭和50(1975)年に創立された制作スタジオ・日本アニメーションの原画やセル画などの展覧会です。
「フランダースの犬」や「赤毛のアン」などで知られる『世界名作劇場』シリーズ(全26作品)のほか、数々の人気作品を世に生み出しています。本展覧会では『世界名作劇場』シリーズを中心に、本展開催まで門外不出であった貴重なレイアウトなどの設定資料、セル画や背景画、映像等約300点を一堂に公開! また、アニメーションの礎を築いた「職人」たちによる制作過程にスポットをあて、日本アニメーション40年の軌跡とともにご紹介しています。
この原画は、宮崎駿氏が作画スタッフとしてクレジットに名を連ねた最後の作で、「アンは嫌いだ。後はよろしく」と述べて『ルパン三世 カリオストロの城』へと去っていった。しかし、アンのイマジネーション豊かで自然の中で一人で遊ぶのを好むキャラクターが後の宮崎作品のヒロイン達に大きな影響を与えているのは明らかであり、アンを嫌いというのは本音ではないと思われる。
また、「フランダースの犬」は作中の舞台であるベルギーでは、イギリス文学である原作の知名度がそれほど高くないうえ、内容も評価されていなかったこともあり、本作品が放送されることもなかった。しかし、本作品の影響で日本から多くの観光客が訪れることもあり、アントワープに記念碑や銅像が建てられたそうです。
魅力的なキャラクターと心温まるストーリー、綿密な世界観で作り上げられた『世界名作劇場展』シリーズは、今もなお名作アニメとして人々に親しまれていますが、その制作の背景には豊かな表現力と確かな完成度で高い評価を得た「職人」たちの存在があった事がわかります。
『世界名作劇場』シリーズを中心に、貴重な設定資料や原画のほか、映像や立体物などアニメーションの礎を築いた「職人」たちによる制作過程にスポットをあて、日本アニメーション40年の軌跡とともにご紹介していました。
会場の雰囲気はこんな感じでしたよ。
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