こんにちはaiです。
カメ君ブログには久しぶりの投稿です。
aiは、現在安芸ん堂ブログでばりばりやっていますので
遊びに来てくださいね。
安芸ん堂ブログ→こちら
今日は安芸ん堂に鞍替えしたaiが、
安芸ん堂の運営会社であるニシキプリントを自慢するためにやって来ました。
ニシキプリントは創業50周年を迎える印刷会社
ニシキプリントは、来年で創業50周年を迎える印刷会社です。企業の平均寿命は30年と言われる厳しい中、50年にわたって活躍できることはすごいですよね。でも今回自慢したいのはニシキプリントの歴史ではなく、これまでの50周年を支えたであろう、文字へのこだわりの部分です。
文字を組むDTP
aiの本業は、ニシキプリントのDTP編集者(オペレーター)です。安芸ん堂の仕事の傍ら、日々印刷物のデータを作っています。
DTPとは、書籍やポスター、チラシ、パンフ、名刺など、多くの印刷物の編集をパソコン上で行い版下を作成することです。その中で文字(活字)や図版をレイアウトすることを組版と言います。
aiは正直、この会社に就くまでこの職種を知りませんでした。最初はパソコンの「パ」の字しかわからない状態で仕事をして早8年。今では本を組むことや、ご要望に合わせたパンフレットやチラシなどのデザインもできるようになりました。読書が趣味のaiにとってDTPは夢の仕事です。
一文字にこだわるDTP
印刷物は、紙を印刷機に通すと一気に同じものが何千枚、何万枚も出来てしまいます。もし、一文字でも間違っていたら・・・場合によってはすべて刷り直しになってしまいます。そして刷り直しよりも恐ろしいのは、お客様の信頼を損ねてしまうことです。その信頼を守るために、DTPの仕事は、クリエイティブな提案と同様に、ミスをどう無くすか。ミスさせないデータ作りを考えることも大きな課題となっています。ミスさせないデータ作りというのは、できるだけ人の手をかけず、自動的に処理すること。DTPオペレーターの技能を上げることです。クリックする回数を減らす。プログラムを使い作業を自動化する。言葉に書いてしまえば簡単にできそうですが、なかなかどうして。オペレーターは日々の仕事に追われながらも、お客様のご要望に沿うため、よりよい印刷物のため、DTPの技術向上に取り組んでいます。
ニシキプリントのDTPオペレーターが快挙!
そんなニシキプリントのDTPオペレーターが、InDesignコンテストで3位と7位に入賞しました!
『InDesignコンテスト』を簡単に説明しますと、DTPの天下一武道会です。ジャグラ会員の印刷会社のDTP編集者がトップオペレーターの座を競うコンテストです。
InDesignとは・・・PhotoshopやIllustratorと同じAdobe社から出ているDTP編集ソフトです。このInDesignを使いこなすことが、DTP作業のミスを減らし、作業効率をよくするポイントです。
↑画像をクリックしたら InDesignコンテストのHPにリンクします
InDesignコンテストは、ジャグラ(一般社団法人日本グラフィックサービス工業会(JaGra))が主催するもので、今年で第2回目となります。ニシキプリントは第1回目から参加しています。
印刷会社等で構成されるジャグラとは→こちら
一次審査で上位10位までに入った猛者達が、東京に集結。ファイナリストとして二次試験を受け、トップオペレーター決定戦を行います。
ニシキプリントからはなんと、2名が10位以内に入りファイナリストに!!!
東京に出陣しその結果、3位と7位の栄冠を手に入れたのです。
3位という偉業を達成したのは、ベテラン社員の渡部由加。
さらに7位に入賞したのは、入社4年目社員の竹腰加奈子です。(まだ入社4年目ってすごいでしょ?急成長ぶりが半端ないルーキーとして活躍中なんです)
本人達は謙遜しまくっていますが、これは本当に快挙!aiはおなじ会社のDTPオペレーターとして鼻高々なんです。
これらの賞状や表彰盾、認定証などはニシキプリントでお客様の見えるところに飾って自慢しております。
そんな2人にコンテストの感想を聞いてみました。
3位 ベテラン社員渡部の感想
「ねぇねぇ、昨日からコンテストの提出物をスタートしたんじゃけど間に合うかねぇ?」とaiに相談したところ「マジで!? そりゃもう間に合わんよ!」と言い放たれ、追い込まれたわたし。
なんとか時間を作って期限ギリギリに一次審査を提出。今年もとりあえず乗り切ったなぁ…と思っていたら、なんと二次審査へのご招待。
ただただ驚く。その後、不安。どうしよう……。
二次審査の会場に着いてもまだ不安。
試験が始まり、問題を確認………。「コレ絶対二時間じゃ終わらないよ~」
急げっ!急げっっ!! → 2時間後 → やっぱり終わらず、意気消沈。
その後の懇親会で「全部できなかったよ~」と言っている人が多くて、少し安心。
とにかく試験は終わった!今度こそ、今年のコンテスト乗り切ったぁ。
…と思っていたら、今度は「3位でした」とのお知らせ。
またもや驚く。ただただ驚く。
びっくりなお土産まで付いてきた今年のInDesignコンテストでしたが、なによりも心強かったのは竹腰さんがいてくれたこと。一人だったらドキドキ・ソワソワして乗り切れなかったかもしれません。
普段からもうちょっと頑張らないとなぁと、密かに反省しました。
7位 入社4年目社員竹腰の感想
自分が10位以内に入るとは思っていなかったので、一次試験の結果を聞いたときは驚きました。去年よりは順位が上がってたらいいなあとは思っていたのですが、まさかの一次通過で東京行き。二次試験は問題を見た瞬間、「えっ無理」と思ったことだけは覚えています。(試験中は時間が足りなくてひたすら焦ってました…結局全部はできませんでしたが;;)
渡部さんがいてくださったおかげで、緊張しすぎず試験も受けられましたし、一人だったら試験のあとで落ち込みすぎて「しばらく会社行かない…」とか言い出してたと思います。笑
素早い作業が課題だなあと今回改めて実感したので、日ごろからがんばりたいです。
2人の感想を聞いてみてもわかるのですが、オペレーターは普段の仕事をしつつ、このコンテストをこなすわけで、結構追いつめられています。渡部の感想もコメディみたいになっちゃってますが、本人はいたって真面目に取り組んでいたんですよ。
入社4年目の竹腰は、aiが産休中にニシキプリントにやってきました。彼女はどんなときでも冷静沈着。aiのくだらないボケにもクールにツッコむことができます。そんな彼女があたふたとしてしまうInDesignコンテスト。乗り切るだけでも大変なのに、受賞しちゃうなんて!
二人ともブラボーです!
↑画像をクリックしたら InDesignコンテスト結果発表にリンクします
そして!結果発表からおわかりいただけただろうか・・・
ニシキプリントの社員が25位以内にちらほら入っていることに!
つまりニシキプリントは数ある印刷会社の中でもDTPの質が高いということ!
頑張った甲斐がありました(営業さんもっと自慢してよ~)
InDesign コンテストがaiにもたらした効果
このInDesign コンテスト。内容は結構難しく悩まされます。(簡単という人もいました)データ作りのやり方、編集のしかたなどを、まるまる見られてしまう、オペレーターにとってはパンツを見られるより恥ずかしい試験なんです。パソコンのオペレーターは、出来たデータが全て。データの作り方や作業のアプローチは人それぞれで、その方法が正しいのかなんてaiは気にしていませんでした。このコンテストがあるまでは。。。
aiの結果は?順位よりもデータを見られたことでパンツを見られたような敗北感を味わいましたが、良い勉強になりました。今後の仕事に活かして行こうと前向きに思っています。そんなわけで、ズボラなaiが反省し、人に見られてもいいデータを作ることに改心させるだけでも、このコンテストは役に立ったのだな~と思ったのでした。
本作りのニシキプリント!
今回自慢したのは本を編集する部署だけ。でも一部署だけじゃいい仕事はできません。ニシキプリントは全部署がたった一文字にこだわって今日も印刷物を作っています。その他の部署のこだわりについてはまた別の機会に。
ニシキプリントの特徴の一つは原稿から製本まで一貫してできること。本をまるまる作りたい方ももちろん大歓迎ですが、製本だけお願い~デザインだけお願い~というご注文にも全力で対応いたします!
DTPのトップ10に入るオペレータが2名もいる印刷会社です。本作り、それからパンフレット、ポスターなどのデザインものも安心しておまかせ下さい。
本を作ってみたいけれど、どうしたらいいのかわからない。
と悩んでいる方、まずはお気軽にニシキプリントにお問い合わせください!
一緒に本を作りましょう!
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