栗拾いとどうぶつ愛護のつどいで神楽見物

こんにちは,はる です。
 彼岸に入り、朝夕涼しくなって随分過ごしやすくなりましたね。
 自分の土地には栗の木があり、この時期になると毎年栗拾いをします。去年は栗に虫が入り穴が空いた物や、座に虫の糞があり、ほぼ全滅でした。今年の栗は外観は大丈夫そうなので食べれそうです。
 栗を洗い、バケツに栗がつかる程度に水を入れ半日放置して浮いた栗は捨てます。理由は浮いた栗は虫が食べてスカスカになっているからです。そして80℃のお湯で1分煮ました。そうすると幼虫の孵化が止まるみたい。
 チルド室で3日間、熟成させて茹でて食べました。甘みが少なく美味くない‥‥熟成が足りなかったみたいです。

拾ってきた栗

茹でた栗

栗の実の中にいる虫は2種類いるみたいです。『クリシギゾウムシ( ゾウムシ)』と『クリミガ(蛾)』の幼虫で、8割はクリシギゾウムシみたいです。
穴が開いていないのに、中にいることも多々あって外見での判断ができません。
 クリシギゾウムシは9月以降に、栗の渋皮と栗自体の皮の間に非常に小さな穴をあけて産卵をします。この卵が10月上旬位に孵化をして、いわゆる芋虫が栗の実を食べて成長します。
 クリミガの成虫は8月9月にかけて羽化してすぐ栗の葉などに産卵します。孵化した幼虫は栗の実の中に入り実を食べ始めます。そして、10月下旬ころに栗の実に穴をあけて脱出します
 スーパーなどで売られている栗のほとんどが、燻蒸処理と言ってバルサンのようにして虫を駆除する方法がとられております。
虫のいる栗の見分け方
一.栗の座の部分周辺に粉が吹いている 二.栗に穴があいている(虫が脱出後であることがほとんど。当然食べられています) 三.水につけて浮いたもの 四.栗の皮がまだらに黒い。

神楽
 9月22日に“どうぶつ愛護のつどい”のイベントに行ってきました。場所はバンブー公園、主催は広島県動物愛護センターです。

警察犬の公開訓練

神楽をやるので見物しました。北広島町の雄鹿原下組神楽団が塵倫という演目を披露されました。

高麻呂と塵倫

 第14代仲哀天皇の時代、異国より日本征伐を企てた数万の軍勢が攻め入って来ました。その中に、塵倫いう身に翼があり黒雲に乗って虚空を自由に飛びまわる神通自在の大将軍がおりました。塵倫の率いる軍勢は国々村里を荒らし、多くの民を攻め滅ぼしました。そこで仲哀天皇は従者高麻呂とともに、天鹿児弓(あめのかごゆみ)・天羽々矢(あめのはばや)の威徳をもって、塵倫に立ち向かいます。「命が惜しくば国を明渡せ」と叫ぶ塵倫に応戦し、激しい戦いの末、仲哀天皇の射た矢が塵倫をみごと討ち取り、数万の軍勢は退散していきました。国の危機を救い、天下泰平の世を作りあげた仲哀天皇を讃える神楽です。

 季節の変わり目で、体調を崩す事もあるので気をつけましょう。秋の行楽シーズンです。食や紅葉など楽しみましょう。

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