こんにちは、くわわです。
秋もだいぶ深まってまいりましたね。紅葉にはまだ少し早いけれど、朝晩のぴりりと冷えた空気がほどよく心地よい季節となりました。
さて、くわわは先日呉の『大和ミュージアム』と江田島の『旧海軍兵学校』に行って来ました。ふたつとも今までに何回か訪れた場所ですが、公共交通機関のみでまわったのは初めてです。今回はそのコースをご紹介しようと思います。
まずは広島から呉に移動します。
広島駅から呉駅まではおよそ50分です。
秋の観光シーズンには『瀬戸内マリンビュー』に乗車するのもオススメです。10月から11月にかけての週末に運行される観光列車です。青い車体と円い窓、そして凝った内装が素敵な列車です。
運転日の詳細(※PDF)
呉については今年の6月にaiさんがご紹介したので割愛しますね。
『大和ミュージアム』では、とにかく戦艦大和に代表される当時の日本の技術力に圧倒されました。今もその技術が受け継がれ、平和な社会のために生かされているということに、ただただ感謝です。
さて、呉から江田島の『旧海軍兵学校』に移動です。
大和ミュージアムのすぐ隣にあるフェリー乗り場から江田島行きに乗ります。切符は船内の自動販売機でも買えるので、フェリーが停泊しているのが見えたら迷わず走りましょう。
江田島の小用港までは高速船で10分、フェリーでは20分です。
小用港から旧海軍兵学校まではバスでおよそ5分です。
山田、大垣高校前、深江行きいずれかの路線バスに乗って『術科学校前』で降ります。
降りたバス停からは建物が見えません。バスが進む方向に向かって歩きましょう。
建物が見えてきたら入口で受付を済ませます。
グループの代表が名前、住所、入館時間などを記入して人数分のバッジを受け取ります。
見学料は無料です。
所要時間は約90分。見学者控室に集合し、注意事項などを聞いたあとに出発します。
大講堂や幹部候補生学校庁舎などを見学し、いろいろなお話しを聞きながらあっという間に時間は過ぎていきます。けっこう歩く距離が長いので、歩きやすい靴を履いていきましょう。
教育参考館には特別攻撃隊員の遺品などが展示されているので、その敬意と慰霊を込めて、ここに入るときは脱帽し、撮影は禁止です。
事前に司馬遼太郎の『坂の上の雲』を読んでおくと、より一層理解が深まります。ドラマもいいですよ。
敷地内ではコンビニや売店があり、お土産も売られています。呉といえば『海軍さんのカレー』ですが、ここで売られているのは『兵学校のカレー』です。
帰りのバス停は、行きのバス停の反対車線側です。狭いので時間までは行きのバス停側の横にあるベンチに座って待ちましょう。バス停の近くにある無料休憩所『ふるさと交流館』もおすすめです。2階には展示室もあり、バスの時間に余裕があるときはここで時間までゆっくり過ごすことができます。喫茶スペースがあり、特産品も販売しています。
小用港からは広島港まで高速船で約20分。あっという間に広島港に到着です。
広島港から広島駅へは広電5系統(比治山下-広島駅)行きに乗ると約40分です。
一日で5種類の交通機関を使っての移動。それぞれ趣があって、広島を堪能できました。
今回は県外からいらっしゃった方を案内したので大変喜んでいただけました。
フェリーから見る島々の風景は最高でした。
呉も江田島も自転車でまわっている人も多く見かけました。今度チャレンジしてみようかな。でも私には『パンクの神様』がついているので遠出は怖いなあ(笑)。
今年は戦後70年。この節目の年に『大和ミュージアム』と『旧海軍兵学校』に足を運んで戦争と平和についてじっくりと思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
また来月お会いしましょう。
くわわでした。
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