週末はこの通りを歩こう!~くわわオススメの広島おでかけスポット~

こんにちは。くわわです。

今月は『広島のオススメ観光、遊び場スポット』を紹介しております。
私が紹介するのはここです。

袋町裏通り(うらぶくろ)

広島本通商店街の南側を東西に走る2本の通りです。昔は何の名前もない通りでしたが、2007年に「うらぶくろ」という名前がつきました。
今は世界的企業として成長した『ユニクロ』の一号店が出店された通りでもあります。

『袋町』という名前の由来は、江戸時代にこの地で女性向けの袋(ハンドバッグ)を製作していたことによるようです。

いろんなセレクトショップや、ちょっと隠れ家的な飲食店や雑貨屋などはもちろん、昔ながらの老舗のお店などが混在する魅力的な通りです。

この通りにひっそりとたたずむ頼山陽史跡資料館は歴史に興味がある人にお勧めのスポットです。
江戸時代後期の歴史家・儒学者・漢詩人・書家の『頼山陽』及び『頼家』ゆかりの資料を展示している博物館です。
頼山陽は、『日本外史』という史書を著した今でいう江戸時代のベストセラー作家といったところでしょうか。
この著書は幕末の尊皇攘夷の志士達に影響を与えたことで有名ですが、一方佐幕派といわれた新選組の局長、近藤勇の愛読書であったことでも知られています。

そして、ここは原爆遺構があることでも知られています。爆心地から400メートルに位置するこの博物館は、原爆によって当時の建物や資料はほぼ全焼しましたが、西隣の日銀支店の堅牢な建物によって部分的に建物が残りました。
根株を残して焼けたクロガネモチが新しく芽が出て成長している姿や、手摺から移築したモニュメントなどを今も見ることができます。

先日、この博物館のチケットとパンフレットを弊社で作成させていただきました。

流川通り

夜な夜な酔っぱらいのおじさんたちが回遊する川(笑)としても有名な、中四国最大の歓楽街です。広島市内中心地である八丁堀から平和大通りまでの区間を、中央通りとほぼ平行して続く通りです。(流川は堀川町・流川町・薬研堀一帯の総称です)

戦前まではこのあたりに『竹屋川』と呼ばれた川が流れていたそうで、それがこの地名の由来といわれています。

流川』と聞けば、昨年(2014年)お亡くなりになった菅原文太さん主演の某映画を思い出す方も多いでしょう。
あの映画のおかげで『流川』の名が一躍有名になりましたが、それとともに『流川は怖いところだ』というイメージが定着しました。

そのころに比べたら、いまは健全な繁華街になっています。
おしゃれなお店も増えてきて、女性やおひとりさまでも気軽に立ち寄れる雰囲気のお店があちこちにあります。くわわもたま~に飲みに行きます。はい、たま~に。

そしてここは、つい先日行われた『とうかさん』や、11月の『えびす講』などのお祭りなどの舞台でもあります。やはり流川はお祭りなどのぎらぎらした騒がしさが似合うまちですね。

以上、ふたつの通りをご紹介しました。
ふたつとも、今さら私がオススメするまでもない有名な場所ですが、何度訪れても新しい発見のある魅力的な通りでもあります。

自慢話は人に嫌われるといいますが、そのなかで唯一許されるのが『お国自慢』だそうです。
メンバーがいろいろ紹介してきた広島のおすすめスポット。
時間と興味がある方は是非足を運んでみてください。

ではまた来月お会いしましょう。
くわわでした。

うらぶくろ商店街振興組合のサイト → こちら

頼山陽記念文化財団のサイト → こちら

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