なぜ、読んだのに覚えていないのか? 読書術を学んでみよう

こんにちは、くわわです。
雨が降る度に気温が低くなり、もはやシャツ一枚では過ごせなくなってきて、洗濯物の量が増えるな~と少し憂鬱になっている今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

今日は『読書術』について書こうと思います。
先月がオススメ本についてのブログでしたので、おさらいと言うことで…。

皆さんは、読んだ本の内容を覚えていますか?

私は物心つく前から忘れっぽい性格で、その上最近は加齢による物忘れも増え(涙)、一度読んだだけでは余程印象に残る本以外は内容を覚えていないことが多いです。再読してみても結末すら覚えていないこともしばしば。…初読当時の数時間、私は何をしていたんでしょう…。

いつも側に文庫本がないと不安になる位に本が好きなのに、これはどうしたことでしょうか。

多分、自分には『物事を要約する能力』というものが欠けていて、頭の中の引き出しに上手く整理出来ていないのだと思います。ただ単に活字を目で追っていただけなんでしょうね。

自分が読んで、面白いと思った本を人に貸し、その人が読後『この本はつまり~こういうことだね』と要約し、感想を言ってくれる度に、そのセンスはすごいなあと思いつつ、ぐぬぬと悔しがるもう一人の私がいます(笑)。

せっかく情報をインプットしたのに、それをアウトプット出来ないのは勿体ないことですね。

というわけで、そんな現状を打開する為手に取った『読書は一冊のノートにまとめなさい』奥野宣之著 Nanaブックス~ によると、私の読書の仕方は『ただの読書』ということみたいです。
これは大きく分けて3段階に分けられます。

探す、買う
読む
読んだあと(読みっぱなし)

ああ、確かに(笑)。買うだけで結構満足しちゃうんですよ~f(^_^;)

この『ただの読書』から、確実に自分の中に落とし込む『読書体験』にするには、次の5段階が必要だそうです。

探す
買う
読む
記録する
活用する

むむ、は完全に抜けています。

この本では、以外の部分で一冊のノートに記録することを勧めています。(じっくり読む場合はを同時にこなすこともあります)
しかもこの本によると、情報の全てを分類することなく一冊のノートに思うまま記録していけばいいそうです。
なぜなら、その方がラクで続けられやすく、低コストであり、一元化されているので情報を探しやすく、活用出来るから、とのこと。…いいことづくしですね。

この作業を続けることによって、物事をまとめる能力(少しでも簡略化して書こうと思うようになるから)が身につき、日頃から見たい本をここにリストアップすることで本屋で本を探すときに『主体的に本を選ぶ』ことが出来、読書ノートをつけることを意識しながら読むことによって記憶と記録に残りやすくなるそうです。

こんなことをしなくても内容を覚えていられる人も多いのではないかと思うんですが、現に私は駄目なので、これを機に、今日からこの方法で読書を始めてみることにしました。

これで私の読書人生に劇的な変化は訪れるのでしょうか?
数ヶ月後が楽しみです。

コメント