賛否両論の実写版ルパンを観てきました

皆さんこんにちは。gulaです。

超映画批評というサイトで100点満点中3点という評価が少し話題になった実写版ルパン。そんなに酷いのかと気になってしまい、今更ながら観に行ってきました!

まずはそれぞれのキャストに対する感想から。

ルパン/小栗旬
思ったよりもはまっていました。ルパンのチャラさやちょっと抜けた感が上手く出てたと思います。かっこいいとこはかっこよかったし。これにもうちょっと下品さが加わればもっとルパンに近づいていたかもしれません(笑)

次元/玉山鉄二
見た目はかなり合っていたと思います。ただ色々惜しい!絶妙に足りない感がありました。渋さが欲しかったな~ちょっとスタイリッシュすぎだと思いました。

五右衛門/綾野剛
個人的に一番はまっていたと思います。コミカルな演技はおもしろかったし、アクションもなかなかかっこいい。良い感じにぶっ壊れていて良かった!

峰不二子/黒木メイサ
個人的には峰不二子ではないです(笑)
ただ、峰不二子ではないけどこれはこれでありな配役だと思いました。セクシーではなくクールで、ストーリーにとけ込んでいたと思います。

銭形警部/浅野忠信
うん・・・銭形警部にしては見た目かっこよすぎでした(笑)悪くはなかったですけどキャストが・・・銭形警部ならもっと三枚目な感じのキャストが良かったように思います。

続いて作品の中身について。少しネタバレがあります。

脚本は一本道の王道で、絶対に破られることがないというセキュリティーシステムが敷かれている要塞型金庫に挑むっていうのがルパンっぽいですね。ユーモアもあるし、ストーリーは破綻していないし、展開もテンポがあって中だるみしなかったし、アクションもキャスト陣の動きにキレがあり激しくてかっこよかった。ただテンポは良いが淡泊すぎるかなと思いました。アクションに重点置きすぎて、仲間がやられたシーンとかけっこうあっさり次に進んでいました。

以下私のツッコミポイント↓
・ルパンの戦い方が肉体派すぎる。銃をほとんど使わずガンガン打撃で突き進んでいきます
・カーチェイスシーンで五右衛門が車に飛び乗るシーンがあるが、そこは車を真っ二つにして欲しかった
・唐突すぎる凄腕ハッカーの仲間登場。ルパンは万能なイメージがあるがシステム関連に係わることが結局なかった
・物語上、まったく関係性もないCAとして山田優が突如登場し、一瞬で出番が終わるただそれだけの飛行機搭乗シーン
・仲間がやられたがそのまま放置して脱出しようとした

●まとめ●
原作を知ってるとどうしてもツッコミどころが出てくる作品でしたが、アニメルパンを追い求めすぎず、一つのアクション映画として見れば楽しめる内容だと思います。予想を良い意味で裏切ってくれました。賛否両論な作品ですけど、個人的には○です。

もう上映期間は残り少ないと思いますが、良かったら皆さんも一度観賞してみてください(o≧▽゚)o

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