シンです。このところ関東や東北などでは週末ごとに大雪が降り、交通に多大な影響が出ているようですが、幸いにも広島ではこれまでそれほどの大雪は降っていません。しかしそれにしても厳しい寒さが続いています。みなさん体調を崩されてはいないでしょうか。
さて、今回のブログ、前回の私のブログに引き続き、またまた自分の恥をさらすような内容になってしまいますが、私が今直面している住まいの問題についてお話します。えっ、自分には関係ないとおっしゃらずに、しばらくおつきあいください。
1.家の天井が落ちてくる?
私は今、中古の一戸建て(もちろんローン継続支払い中です)に一人で住んでいますが、前回のブログでもお話したように、安物買いで衝動買いした本やDVD、パソコンのパーツなどで家中があふれかえってしまい、家の玄関から廊下にかけての通路は左右が積み重ねたモノの壁で狭くなり、人一人がやっと通れるくらいしか空きがなく、常にモノが置いていない広く空いている場所と言えば布団を敷くスペースだけといった、いわば「倉庫の中に寝起きしている」ようなとんでもない状態になってしまいました。
ここまでモノが増えてしまうと、片付けると言ってもどこから手をつけたらいいのか分からなくなり、片付けることは至難のワザになってしまいます。こうした状態を知った母から最近、「地震でも来たら天井が落ちてくるのではないかとお前が心配で眠れない。とにかくモノを処分して賃貸住宅に移りなさい。」と言われてしまう始末。とんだ親不孝になってしまいました。
「少々のことでは家の天井は落ちて来はしないよ」と、笑い飛ばしたいのは山々なのですが、確かに過去の地震のせいで壁の一部にはひび割れがきていますし、この家がもう一度大地震に見舞われたら危ないかも知れないというのは隠しようもない事実です。天井が落ちて来ないにしても、そこら中に積み重ねている本などのモノの山が地震で崩れると、モノの下敷きになって圧死という悲惨な事態も考えられます。
2.モノであふれた家は「負の遺産」に
とにかく、このままではいけないということは自分でも分かっているのですが、元々モノを捨てたり片付けたりすることが苦手な性分なので、片付けは一向にはかどりません。まずすべきは不要な本やDVDを売って、モノをとにかく減らすことなのでしょうが、そうは言っても「買うときは高く、売るときは安い」というのが世の常、自分がいっときにせよ気に入って買ったものをタダ同然の安値で売り払うのはどうしても抵抗があります。
しかし、事態は切迫しています。売値が安かろうが躊躇している暇はないのかも知れません。確かに、自分がこれまでの生活を続けていられる間は、自分の家の中をどうしようが自分の勝手と言っていられますが、この先どんなことがあるかわかりません。ある日突然これまでの生活を続けられなくなるような突発的な事態、リストラ、病気など、が起きたとしても、このモノであふれかえった持ち家を処分することはすぐにはできないわけで、こうなると持ち家は持ち主をがんじがらめに縛りつけてしまう「負の遺産」でしかなくなってしまいます。
3.こんなはずでは…
元々、この家を買ったのは、両親の勧めでした。賃貸住宅で家賃を何年払っても、後には何も残らない、それよりは家を買って少し高めの家賃だと思って払って行けば、最後にはその家が自分のものになるので、その方がよいのではないかという考えでした。当時はまだ今ほど不景気ではなく、大地震の脅威もそれほど問題にされていなかったので、この選択は良いのではと思えました。
しかし、時の流れとともに住まいをとりまく情勢は大きく変わりました。不景気で雇用が不安定になり、東北の大震災のような大規模な地震災害がこれから先にまた起きる可能性があるという見方が一般的になりました。
こうなると、私の家のような大地震を想定して建てられていない中古の木造住宅は、大地震に耐えられるはずもなく、老後は持ち家で家賃の心配もなく暮らせるという楽観的な見方は絶望的になってきました。こうした事態を予測できなかったから仕方ないと言えばそれまでですが、まさに「こんなはずでは」という言葉がぴったりとあてはまりそうです。
終わりに
以上、またまた自分の恥をさらすような(自虐ネタ専門のブログになりつつある?)内容の記事になってしまいましたが、みなさんも、住まいについてはくれぐれも私のような失敗をしないようによくよく考えて決められることをお勧めします。最後までお読みいただき、ありがとうございました。今回はこの辺で、お粗末様。
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