秋なので芸術ってやつを体感しに直島に行ってきました

皆さんお疲れ様です。gulaです。

10月20日の日曜日にアートの島と呼ばれる香川県の直島に行ってきました。この時、瀬戸内国際芸術祭の秋会期中で、雨にもかかわらず多くの方が直島に来ていました。
直島には以前aiがこのブログで記事を書いているので、こちらもチラ見してみて下さい。

岡山県宇野港からフェリーで約20分で直島の宮浦港に到着。近くに有名な赤カボチャがあるということでしたが、バスの出発時刻がすぐそこにきていたので帰りに見ることにし、まずは家プロジェクトへ。
家プロジェクトは直島・本村地区にある古民家を改装しアート作品化させたものです(全7作品)。そのうち「きんざ」は事前予約制で、gulaが見たときには、すでに予約が埋まっていたのでまずは「南寺」に。

南寺へ行く途中にいくつか家プロジェクトはあるのですが、南寺は人気作品らしく混雑時は整理券を配っているらしいので、まずは整理券をゲットしようと最初にいったのですが、11時半の時点で既に16時以降しかありませんでした…。実はこうなることが予測できていたので、当初は開館時間の10時に行く予定だったのですが……gulaが高速道路を降りる場所を一つ間違えてしまったせいで予定のフェリーに5分の差で乗ることができず、到着が1時間半も遅れてしまったのです!。・゚・(*ノД`*)・゚・。
一つ乗り遅れるとその後大幅な予定変更をしなければならないのが船旅の恐ろしいところ。皆さんはこうならないよう時間に余裕を持って行動をしてくださいね。

次に南寺の近くにある「角屋」に行きました。ここは暗い室内に水が張られていて、そこに沈んでいる様々な色の数字が刻々と異なるスピードで変化していました。暗い中、じっとその数字を見つめていると、とても不思議な気持ちに。光りながら異なるスピードで変わっていく数字を見ているとそれが人生を表現しているように感じました。この建物の窓にも擦りガラスにうっすらと変化する巨大デジタル数字が映っていました。
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続いて行ったのが「護王神社」。白い石の敷き詰められた敷地にある本殿には地中に伸びるガラスの階段があります。このガラスは作成者の杉本博司(写真家)が透明度の高い光学ガラスを使っているとのこと。杉本氏曰く「古来からピュアなガラスは霊力の宿る貴重な物質の1つだと崇められている。」とのこと。
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本堂の右手を降りて行くと細い入り口があります。内部は暗いので、入り口で懐中電灯を受け取り、入っていくとガラスの階段の地下部分が見られました。折り返し暗闇から出口を見ると水平線が見えました。水平線がキレイに見えるよう計算されて作成されているらしいのですが、あいにくこの日は雨でキレイな水平線を見ることはできませんでした( ノω-、)
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船に乗り遅れたせいで時間がなかったので、最後に一つだけ「石橋」を見ました。築約100年の民家の母屋と倉を改修。中には部屋一面に滝を描いた大作《ザ・フォールズ》はひんやりした室内と、滝の音が聞こえてきそうなくらいの迫力がとてもマッチしていました。
作品とは関係ないですが建物の庭に大きな石があり、縁に座って眺めているととにかく落ち着き、しばらくゆっくり眺めていたくなりました…時間が押しているので無理でしたが。

本村地区は町の至る所に小さなアートがありました。カフェも全て特徴的な作りだったし町全体がアートを楽しんでいる印象でした。

続いて向かったのが「李禹煥(リ・ウーファン)美術館」。家プロジェクトを短縮したので、ここからはようやく予定通りの進行です。李禹煥美術館の率直な感想は、『よくわからない!』でした(笑)
不思議な感覚になったり、石の影に石の歴史の映像を映っているのをじっと眺めたりなにか感じるものはありましたが、それがなんなのかは上手く表現できませんでした。(-∀-`; )
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最後に向かったのがgula的にメインとしていた場所「地中美術館」。ここは大変混雑していましたが、事前に購入しておいた日時指定チケットのおかげでスイスイ~と入館。事前準備は大事なんですよ!地中美術館の作品は、モネの睡蓮、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリア。建物自体も特殊な設計で作品と言えると思います。
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まず最初に見た作品はクロード・モネの「睡蓮」シリーズ。全5点が自然光のみで観賞できるように展示されており、モネの絵画と空間を一体にするために設計されているらしいです。次に見たのがジェームズ・タレルの作品「アフラム、ベール・ブルー」、「オープン・フィールド」「オープン・スカイ」です。どの作品も良かったですが、特に「オープンフィールド」が記憶に残りました。以前aiの記事に書かれていたように、まるで別世界に入っていくようで不思議な感覚でした。最後に見たのがウォルター・デ・マリアの「タイム/タイムレス/ノー・タイム」。こちらも天井からの自然光のみで、鑑賞する時間帯によって部屋が変化するそうです。正直晴れの日に見たかった作品でした。。

船の時間があったので(赤かぼちゃもじっくり見たかったので)地中美術館を見た後はササッと港に移動しました。そして港のすぐ近くにある赤かぼちゃを堪能!たっぷりと芸術を満喫してきましたヽ(*´v`*)ノ
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