こんにちは。くわわです。
十月に入ってもしばらく残暑厳しい日々が続きましたが、下旬ともなるとさすがにすっかり涼しくなりましたね。
秋と言えば弊社は健康診断の季節です。
同世代の友人との会話の中に「健康」「病気」「白髪」という話題が加わって久しい今日この頃。若い頃は健康だけが取り柄だった私も、この年になるとさすがにそんなことも言っておられません。つまり今は何の取り柄もな…ごにょごにょ。
私にとって、この季節に怖い言葉と言えば『再検査』。『秋の紫外線』も侮れませんがこっちはどうにか防ぐ手立てがあります。しかし己のこととはいえども身体の中身はなかなか人知が及ばないものです。
普段は「節制」など、殆どしない私ですが、この季節になると晩ごはんも晩酌も少々控えめにして健診当日までつつましく過ごします。とは言ってもせいぜい一日二日が限度ですけどね(あまり効果はないですか…)。
そうやって迎える健康診断当日は、チクッとするどころじゃないくらい痛い筋肉注射をされたり、のどごしすっきりとはとても言えないバリウムを飲まされたりと、決して楽しいものではありませんが、年に一度、自分の身体を見つめ直すいい機会となっています。
とはいうものの、先週末に健診も無事終わり、とりあえず肝機能に問題はなく、糖尿と痛風の心配もありませんとお医者さんに言われ(笑)、のど元過ぎれば何とやら。すでに節制とは無縁な日々に戻りつつあります。毎年この繰り返しですね。いつか痛い目に遭いそうです。
さて、もうひとつ秋と言えばスポーツの秋。
今年の広島は例年以上に盛り上がっていますね。去年はサンフレッチェがリーグ初優勝で沸きましたが、今年はカープも初CS出場&ファイナルステージ進出と波に乗りました。やはり広島は二つ同時に盛り上がらないといけません。
人気のあるプロスポーツチームが地元に二つもあるというのは贅沢なことですね。
先日gulaがカープを取り上げたので、私はサンフレッチェを取り上げます。
今年もサンフレッチェは調子が良くて、序盤から上位をキープし続け、今は首位攻防戦の真っ只中です。(残念ながら前節は負けてしまいましたが…)
今のサンフレッチェの試合は、サッカーを普段見ない人でも十分楽しむことが出来ると思います。
選手のレベルが高いことは勿論ですが、何といっても勝ち点が多いのです。つまり勝ち試合が多いということです。やはり見に行くからには勝利を味わいたいですよね。
魅力的な選手もたくさん揃っています。
GK西川を始めとする鉄壁の守備陣に、多彩な攻撃を仕掛けるミキッチ、石原、高萩ら中盤の選手達。そして相手DFの一瞬の隙をつき絶妙なスペースを創り出してゴールに結び付ける不動のワントップ佐藤寿人。どの選手を見ても代表にいつ選ばれてもおかしくないトップレベルの選手達ばかりです。(本当はもっと紹介したいのですが、今回はさわり程度で…)
サンフレッチェは『人もボールも動く』サッカーなので、インプレー時間…つまり90分の中でプレイし続ける時間(ボールがピッチの外に出たり、主審が試合を止めたりする以外の時間)がJリーグのチームの中でトップクラスに入る長さです。つまりそれだけ観客が飽きずに見続けられるということです。しかもファウルやイエローカードを受けるのが最も少ないチームでもあります。ファウル無しで相手からボールを奪う瞬間は見物です。私が特にすごいと思うのが8番の森崎和幸選手のスライディングによるボールカットです。これを見るだけでホームゲームに足を運んだ甲斐があると思います。
残念ながら、今のJリーグは明らかな危険行為でしか相手を止められないプレイがまだまだ多いと思います。しかしそれが最も少ないのに上位にいるサンフレッチェはそれだけで十分賞賛に値すると思います。
こういうすごいプレイがもっと間近で見られたら…。今のスタジアムは客席とピッチの間に陸上のトラックがあるのでちょっと距離感があるので、一体感というものがなかなか味わうことができません。
広島にもサッカースタジアムを作ろうという動きが本格的に動き始めました。
去年優勝したときに、一気に盛り上がりを見せたこのサッカースタジアム構想。予算や場所の問題など難題が山積みですが、サンフレッチェが作ろうとしているものは、サッカーだけではなく、試合のない日でも誰もが身近に足を運ぶことの出来る複合型のスタジアムです。もしそれが実現出来るのなら広島の観光名所になること間違い無しです。
今年も優勝して是非その気運を高めていって欲しいものです。
試合は12月までまだまだ続きます。まだ一度もスタジアムに足を運んだことがないという方やJリーグ発足当時以来しばらく見ていないという方、ぜひ今のJリーグを間近で見てみませんか。
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