ブルームーン

ブルームーン

皆様御機嫌よう。ゆきちでございます。
暦の上では秋になりましたが、まだまだ暑い日が続いております。皆様体調管理には十分お気を付け下さい。

今回わたしが紹介致しますのは、ブルームーンです。
自宅でネットサーフィンしていると偶然に見つけたので、今回のブログのテーマにしようと思います。

ブルームーンとは、二分二至(春分・夏至・秋分・冬至)で区切られた季節の中に4回満月があるときに、その3つ目をブルームーンと呼んだそうです。

厳密には、天文学的な二分二至を使わず、キリスト教の伝統にのっとり春分を3月21日に固定し、その日を基点に1年間を4等分して残りの二分二至を決めていました。この考え方は東アジアでの平気に似る(ただし平気では冬至を天文学上の冬至に固定する)。これに対し天文学的な二分二至は、太陽黄経を0°・90°・180°・270°で4等分しますが、地球の公転角速度が一定でないため、1年間を4等分はせずわずかに差があります。

季節の長さは3ヶ月なので、通常は3回満月になります。しかし、満月の間隔は平均すると平均朔望月の29.530585日なのに対し、1ヶ月は平均30.436875日でわずかに長いので、季節の最初の数日以内に満月だった場合、季節の終わりまでに4回満月となります。各季節の中の最初・2番目・最後の計12回の満月にはそれぞれ固有の名があり、4回の満月がある場合、3回目ですが最後ではない満月がブルームーンと呼ばれます。

1年に13回の満月があるとその1つがブルームーンになるため、ブルームーンは閏月と同様に、2~3年間隔で、19年に7回起こる(起こる年・月は一致しない)。ブルームーンとなるのは、二分二至の約2ヵ月後で次の二分二至の約1ヶ月前、すなわち、2月・5月・8月・11月のいずれかの21日ごろ、言い換えると、雨水・小満・処暑・小雪ごろのいずれかとなります。

1999年から2020年のブルームーンは以下の通りです。ただしこれは天文学上の二分二至にもとづくものです。

  • 2000年2月19日
  • 2002年11月20日
  • 2005年8月19日
  • 2008年5月20日
  • 2010年11月21日
  • 2013年8月21日
  • 2016年5月21日
  • 2019年2月

ブルームーンにまつわる代表的な飲み物

ブルームーンというカクテルがあります。19世紀後半にアメリカで発祥したと言われていますが、時代も作者も不明という説もあり、謎が多いカクテルと言えます。ジンベースで、「青い月」という意味ですが、バイオレット(菫のリキュール)を使うため、薄紫色に見えます。レモンの酸味とジンのほろ苦さが程よくマッチした、菫の妖艶な香りのするカクテル。色の美しさはカクテルの中でもトップクラスを誇ります。

直訳の「青い月」という意味の他に、「完全なる愛」「叶わぬ恋」「出来ない相談」という意味もあります。「完全なる愛」については材料とされているバイオレットリキュールの商品名が「パルフェタムール (フランス語: Parfait amour:完全なる愛)」であるため、そこから言われるようになったと思われますが、基本的には「出来ない相談」の方がよく使われる意味です。女性なら、「あなたとお付き合いしたくありません」という意味を込めて、これを注文するのがスマートなお断りの方法とも言えます。

標準的なレシピは以下の通りです。

  • ドライ・ジン 30ml
  • バイオレット 15ml
  • レモンジュース 15ml
  1. シェイカーのボディに、大体8分目まで氷を入れる。
  2. 「ドライ・ジン」「クレーム・デ・バイオレット」「レモンジュース」等々、お好みで加え、それを手早くシェイカーに注ぐ。
  3. ストレーナーとトップをはめ、前後に15回程度振る。
  4. トップをはずし、ストレーナーがはずれないように人差し指をかけてグラスへ注ぐ。生のレモンを絞ってレモンジュースを作る場合は、絞った果汁を濾して使うと発色良く仕上がります。

(wiki参照)

以上がブルームーンの説明になります。

前回のブルームーンは残念ながら見ることができませんでしたが、次回の2016年5月21日予定のブルームーンはぜひとも拝見したいとおもいます。果たして青く見えるのか、今から楽しみで仕方ありません。

季節が秋なので、月に関する記事となりましたが、皆様の一つの知識として頭の片隅にでも入ってくれるならブログ投稿者として嬉しく思います。

それでは、来月にまたお会いしましょう。

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