夏と言えば怖い話。
ですが今回は怖い話ではなく、自分の経験した不思議な話を書きます。
私には霊感も何もなく、一度も怖い体験などもしたことがありません。
そのため、そういったものはあまり信じていないのですが、1回だけ不思議な経験をしたことがあります。
私が中学生の頃の話です。
その日は祖母が急に体調が悪いと言いだし、家族行事を中止していました。にわかに祖母が高熱を出して寝込んだので、皆心配していると、
「お母さん(私にとっては曾祖母)が枕元にたった。お母さんが亡くなる。」
と、祖母は涙ながらに訴えはじめました。
「そんなことを言うものではない」と家族がたしなめていると電話が鳴り、
「曾祖母が危篤なので、すぐに病院へ来てほしい」と親戚から連絡が入りました。
体調の悪い祖母を気遣いながら病院へ向かっている車中で、
「なぜカーステレオの光が急に強く光っているのか?ほら、そこ」
と祖母がしきりに言ったので、カーステレオや時計の方を見ていましたが、特に変わりはありません。病院につくと曾祖母は亡くなっていましたが、亡くなった時刻を聞いた時、祖母が車中で光を気にしていた時刻と同じだったことに気がつき、本当に驚きました。
祖母から「小学生時代の友人が亡くなった時にも、愛犬が亡くなった時にも枕元に来てくれた」と聞かされていましたが、この日がくるまでは話半分で聞いていました。
何が起きているのか理解に苦しみますが、祖母が予知夢?というか不思議な夢を見るという話を、私はこの日以来、否定できなくなりました。「枕元に立つ」という話だけは、そういこともあるのかもしれないと思っています。
この経験を経てなお、それ以外の霊的体験談や会談話などを信じるに至っていませんが。
以上で失礼します。
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