年賀状の歴史をたどる

どうも、よっさんです。

この間2010年が始まったかと思ったら…
とまでは言いませんが、
気がつけば今年も残すところあと50日足らず。
そろそろニシキプリントでも年賀状印刷の入稿が始まっています。
小さいながらチェックする量・気の遣い方が増大するので
正直この「風物詩」は痛し痒しで・・・。

以前、メルマガで年賀状について取り上げたことがあるので
内容が重複するところもありますが、
今回は「年賀状の歴史」を軸にお話ししようと思います。
これを読めば、
「面倒だから年賀状を出すのは止めようかな」なんて思っているあなたも
今すぐ年賀状を買い求めたくなること請け合いです(ホントに?!)

そもそも年賀状って、いつ、誰が始めたのでしょうか?

日本では、奈良時代の頃から
年始の挨拶をする行事があったと言われており、
平安時代になると貴族や公家の間で
遠方の人への年始回りに代わるものとして書状を交換していました。
時代とともにこの風習が一般にも広まり、
江戸時代になると
飛脚によって新年の書状が届けられるようになりました。

明治維新後、郵便はがきが発行されるようになると、
簡潔でしかも安価に新年の挨拶を送ることができるので
年賀状の習慣が急速に広まりました。
その結果、
郵便局には年末年始にかけて多くの人々が出した年賀状が集中し、
他の郵便物にも影響が出るようになりました。

そこで明治32年、
年内の一定期間に投函すれば1月1日付の消印で元旦以降に配達するという
現在の年賀郵便特別取扱いが開始され、
昭和24年にはお年玉付き年賀はがきが初めて発行されました。

昭和24年当時の発行枚数は、
無地3,000万枚、地方版(絵なし寄付金付)1億5,000万枚の
合計1億8,000万枚でした。

平成23年版の年賀はがきの総発行枚数は約39億枚(予定値)。
その種類も、
無地はがき(普通紙・インクジェット紙・広告入りなど)、
絵入り寄付金付はがき、
ディズニーキャラクターはがき(今年は香り付きの限定販売あり!)、
カーボンオフセット寄付金付はがき、
色つきはがき・・・と様々で、
この60年余でずいぶんとバリエーションが増えています。

次回は、年賀状と並び
忘れてはならない「喪中はがき」について取り上げます。

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