こんにちはaiです。
6月最初の土曜日に香川県の直島(なおしま)に行きました。
今回は芸術の島である直島の魅力についてお伝えします。
香川県直島町は直島を中心に大小27の島々で構成されています。
今回は岡山県宇部港からフェリーで渡りました。
島の港でまず出迎えてくれるのが,大きな「赤いかぼちゃ」です。
草間彌生さんという水玉模様で有名なアーティストの作品です。
フェリーから見た赤いかぼちゃ。
島に到着し,まずは地中美術館へ。
(ここでは写真はNGです。地中美術館HPはこちら)
地中美術館は入館制限があるため,朝一番でチケットをゲットしました。
美術館に入る前に「地中の庭」があります。とても色彩豊かで,癒しの空間です。
後から知りましたが実際モネ自らが造園したものを参考にして作られた庭園だそうです。どうりで絵みたいだなと感じていました。
クロード・モネ,ウォルター・デ・マリア,ジェームズ・タレルの作品が
永久設置されています。
そしてこの美術館は建築家安藤忠雄が手掛けています。
コンクリートのかっこいい建築に感動しながら作品を見ていきました。
モネが生涯描き続けた「睡蓮」シリーズの5点は,自然光のみで作られたクロード・モネ室で鑑賞することができます。美術館入口手前の「地中の庭」と連動して,相乗効果で楽しめます。
aiは特にジェームズ・タレルの作品に衝撃を受けました。
「オープンフィールド」という作品です。光の絵かな?思っていたものは実は空間で,光に実際入っていくことができました。別の世界に入っていくような感覚があり,とてもわくわくして,ちょっと怖いんです。
彼の作品は単にオシャレな空間というだけではありません。
鑑賞者の視界を完全に乗っ取り,作品の世界に入れられてしまうような感じです。
「見る」というより「その空間に放り出された」とも感じました。
興奮冷めやらぬうちに,ベネッセ美術館へ向かいました。
駐車場から美術館へは歩いて20~30分くらい。結構な道のりです。
その途中,今度は黄色いかぼちゃを発見しました。このあたりは,屋外のアート作品が展示されているようです。
世界の第一線で活躍しているアーティストによる現代美術を楽しめます。
「南瓜」草間彌生 「三枚の正方形」ジョージ・リッキー
「シップヤード・ワークス」 大竹伸朗作
ちょっと寄り道して桟橋までいってみたりしました。
この美術館でも現代アートを展示しており,作家が直島まで足を運び,その場所(展示するところ)を見て現地で作品を制作するという試みを続けているそうです。屋外の壁面に写真を展示してあったり,ボートの絵が飾られている向かいには,浜辺があり,絵の中と同じボートがありました。これらの作品はとても楽しんで作られたのだなあと感じました。
そして最後は「家プロジェクト」へ。
直島の古くからある「家」と現代アートがコラボレートした展示スペースです。
古い日本家屋はとても美しく,「粋」という漢字が頭に浮かびます。
「椿」(須田悦弘作)は,木彫りだそうですが,本物にしか見えませんでした。
他に「はいしゃ」大竹伸朗作,「南寺」ジェームズ・タレル作,「石橋」千住博作などの作品を見ました。
今回初めての直島でした。まだまだおもしろい所がありそうです。
ものすごく充実した旅でした。また行きたいと思います。
今回訪れた地中美術館・ベネッセミュージアム・家プロジェクトは,HPで作品を見ることができます。旅のデータ集めにも利用しました。
<旅データ>
地中美術館
開館時間 10:00~18:00(3月~9月)入館は17:00まで
鑑賞料金 大人 2,000円,15歳以下無料
※入場制限がありますので早めにチケットセンターへ
ベネッセアートサイト直島
ベネッセハウスミュージアム
開館時間 8:00~21:00(最終入場20:00)
鑑賞料金 大人 1,000円(15歳以下無料)
※年中無休
家プロジェクト
開館時間 10:00~16:30
鑑賞料金 共通チケット 1,000円(15歳以下無料)
※「きんざ」を除く6作品の鑑賞可能
ワンサイトチケット 400円(15歳以下無料)
※「きんざ」を除く6作品中1作品鑑賞可能
※「きんざ」は事前の予約などが必要のようです。詳しくはHPで
今年瀬戸内国際芸術祭2010が行われます。7月19日から10月31日までです。
直島の観光HP「素顔の直島」
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