語りびとは語り部だと思う

皆さんお疲れ様です。よんです。

季節もいよいよ梅雨が明け・・・てないですね。でもなぜか関東のほうはすでに梅雨が明けているという話です。あれ?普通こっちが先に明けそうなものですが?

さて、今日ご紹介させていただきますのは、弊社で制作のお手伝いをさせていただきました、「語りびと」です。

▼語りびと-原爆・戦争の実相を今こそ語り伝えておきたい-

印刷物:語りびと

この「語りびと」は、5年前に発刊された「白い花」という原爆を体験した方々の体験記と、「ひろしまを語り継ぐ教師の会」の会員の方々の思いなどを追加した増補・改訂版です。

私はその「白い花」を読んだことはないのですが、今回この「語りびと」を少し読ませてもらって、ありがちかもしれませんが、改めて原爆の悲惨さというものを実感することができました。

小学校のころなどに社会見学で広島平和公園に訪れた方はたくさんいると思います。私もその一人なのですが、当時の私は原爆資料館で写真や記録などを見て原爆がどういうものかというものを幼いながらも理解していたつもりですが、改めてこの本を目にして、なんと言いますか、ちょっとした衝撃を受けました。

写真や資料などでは伝わってこない、その原爆を目の当たりにした、その瞬間を体験した方々の思い、そういうものが生々しく伝わってきました。
恥ずかしい話ですが、初めて知った気がしました。こんなことがあったのか・・・と。

今では原爆があった面影は感じられなくなっていますが、私がよく行く紙屋町が、西広島(己斐)がそんな惨状になっていただなんて信じられませんでした。私の住んでいる土地にこのような悲惨な過去があったんだと、改めて思い知りました。

こういうことを感じるということは、理解していてもどこか他人事のように思っていたのかもしれません。私は原爆を体験していませんし、その惨状を見ていません。

この「語りびと」は、それを伝えてくれるものでした。

年月が経てば「原爆を体験した人」はいずれいなくなりますが、この本はまさにその語部となってくれるのではないでしょうか。

私もまだ全部読んでいませんが、時間を見て全部読んでみようと思います。

ニシキプリントのサイトで数ページほど電子ブック版でご紹介させていただいています。ご興味のある方は是非ご覧になってみて下さい!

●電子ブック版:「語りびと-原爆・戦争の実相を今こそ語り伝えておきたい-」

●ニシキプリントメインサイト印刷実績ページへ

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